月刊DIGITAL FACTORY

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プロフィール：
1960年生まれ。アジアなど世界を旅し写真を撮り続ける。2001年、月刊シリーズの作品等で講談社出版文化賞写真賞受賞。展覧会はパルコミュージアムの個展をはじめ、文化村ザ・ミュージアム「薔薇空間」など。写真集は現在まで23冊刊行、「STAR KIDS」（光琳社）、「トーキョーカーニバル」「海岸エロチカ」（新潮社）がある。また、雑誌媒体では著名人のポートレイトをはじめ「月刊シリーズ」などで女優、タレントなどを撮影する。

作品：夢のなかの彼女たち
葉山、伊豆、バリ……。
女の子たちとの出会いはいつも開放的でノンビリした場所だ。なんとなく写真を撮り始めると、彼女たちは、いつのまにか服を脱ぎ、ヌードになる。最初はオドオド、恥ずかしそうな表情が少しずつ溶けて、爆発！どの彼女も清々しいぐらい、さっぱり爽やかな脱ぎっぷり。たぶん現実とは違う空気感の中に入っていくのだろう。撮っているこちらも、夢で遊ぶような感じだ。目の前にある、キレイやエロスやら、いろんな魅力をただ撮るだけ。写真の意味など考えない。ヌードになったことも、それを撮ったことも、お互いにつかの間の夢物語なのだ。