みんなニコモだった!〜第13回 大寺祐恵〜
【独占インタビューあり】
※独占インタビューは、ビューアー起動 ⇒ ツールバーのテキストアイコンより閲覧可能です。
ニコラで活躍したモデルたちの「今」と「あの時」を紹介していく連載企画!第13回は、順調にキャリアを重ね、引退、結婚。ママモデルとして復帰が望まれる逸材、大寺祐恵!
【魚住誠一 撮影データ】
実は大寺さんとは、撮影前に2回ほど会っていた。最初は、6年ほど前の魚住が夏に行なっていたポートレート専科と言う写真展。二回目は昨年末に下北沢バロンデッセギャラリーでの写真展。それで今回の撮影となったのだが、最初に会話した記憶が全く無かったのだ。撮影時に昔の写真を見せて頂いたのだが、雰囲気がまるで今と違う。今の感じで昔の大寺ユエさんを見るとまるで別人なのだ。だから、魚住の記憶からは昔の大寺ユエさんはどう思い出しても出てこない。で、今の大寺ユエさんだ。二回目に会った、昨年末の写真展で、魚住は、きっと撮影したら相性が良いのだろう!?と言う予感があった。撮影当日は少し曇り。まだ冬の感じの天気だ。井の頭線沿線の駅前商店街を歩きながら、ラフに撮影を開始する。こんな時はカメラの設定を最初からISO400にして、大口径の標準ズームレンズが活躍する。魚住が選んだのはタムロンの24〜70mm f2.8だ。街中の雰囲気を沢山入れるには24mmの画角が欲しい時もある。70mmで望遠レンズ風にモデルを浮かび上がらせるのもお手の物だ。撮影は後半に入れば、街中から少し歩いて、公園へ。ワイドに引いた絵を24mmで。まずは、時間が無くても引いた絵を撮るのが、ロケのセオリー。大口径ズームと言えでも、カメラマンは足を使い機動力を活かさないと写真がつまらなくなる。娘さんとのカットは何年後かにいい思い出になる。写真は、人の記録が嬉しい。なんだかほっこりした気持ちで、井の頭線で渋谷に着いた。
■使用カメラ
SONY α99
■使用レンズ
タムロン24〜70mmf2.8
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