みんなニコモだった!〜第2回 小口桃子〜
【独占インタビューあり】まだニコラ初期といえる2000年に開催された第3回ニコラ読者モデルオーディションで準グランプリを受賞した小口桃子は、バレエで鍛えたスタイルの良さと、大きな目をしたキュートな童顔が人気で、海外ロケなど巻頭特集の常連だった。バレリーナになるつもりだった避暑地出身の少女は、ニコラとの出会いでモデルに目覚め、卒業後もその情熱は変わらなかった。現在もモデルとして活躍する桃子だが、ニコモ時代が楽しい思い出ばかりだっただけに、大人のモデルへの脱皮に人一倍苦しめられたのも彼女かもしれない。そして、明るい性格で数々の試練を乗り越え、プロのモデルとしてこれから旬を迎える桃子が意外にもこだわったのは、「ファッションモデル」という言葉だった。
※独占インタビューは、ビューアー起動 ⇒ ツールバーのテキストアイコンより閲覧可能です。
【魚住誠一 撮影データ】
第二回目の配信は小口桃子さん。実は桃子さんはニコラを卒業するタイミングでモデル事務所のコンポジット撮影をさせて頂いたのが初め今まで何回か撮らせてもらっている。だからすごく自然体な空気感で皆さんに今の桃子さんを見て頂ける気がしています。撮影は8月の中旬。日中は40度近くまで温度は上昇していた今年の夏。汗が滲む感じがもはや懐かしい。駅前で待ち合わせてから、商店街を歩く。コンビニに寄る。友人を自宅に向かい入れる感じだ。彼女の部屋で何枚か撮る。ベッドでも撮る。完全なプライベートな感覚。イメージを変えて駒沢公園で撮る。走る。ベンチで寝る。木漏れ日で撮る。こんな時はレンズ1本で撮れるタムロンA09「28〜75mmF2.8」のズームが大活躍する。F2.8通しの明るさは今のデジタル一眼レフでは十分な明るさでISO400あたりで日陰で撮るには最高な条件をGET出来たりする。やはりロケでポートレートはF2.8をキープする軽量なズームが好ましいと魚住は思う。ズームならでは機動力を生かして、桃子さんを動かす。このレンズの良いところは焦点距離の75mmにある。中望遠ならではの自然なボケ味も味わえる。全身、バストアップもおまかせだ。実際、魚住はこの75mmの焦点距離が大好きでこのレンズを10年間使っている。駒沢公園を後にして下北沢へ。この駅の周りは新開発中で今しか見られない光景が一杯だ。ひたすら、夕方の光を追い求めて歩く。ロケの基本は歩く事。28mmで街も写し込んだポートレート。写真は記録だと認識。完全に夜になって来たら、ロケの途中に見つけたROCKバーに飛び込みで入る。当然この日の1番目のお客で。途中、桃子さんのお友達モデルのなゆちゃんも合流して軽く一杯。撮りきった感じが満載の撮影でした。
使用カメラ :キヤノンEOS 1DX
使用レンズ: タムロンA09 28-75mmF2.8
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