rust
古典技法であるティンタイプを応用したシリーズ”floaters”のプロトタイプとして行った手作り印画紙によるシリーズです。手製の印画紙を使うことで自然あるいは人為的に気泡や薬品たれ、表面のけずれ等の物理的な新しい情報がイメージの上に乗る、あるいはイメージによっては下のアルミ板のテクスチャーが透けて見えたりもする。その作業のレイヤーみたいなものがひとつのイメージの中にある。写真撮影時のイメージの上に暗室作業のフィジカルな要素や乳剤の存在や科学反応としての写真などそういうものをが上書きされて可視化されるのではと、始めたシリーズです。イメージは台湾のyouthと身近な自然。イメージが持つ肌の肌理や岩や水の質感と写真のテクスチャーとしての表面の質感を同時に楽しんでもらえればと思います。
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